和泉清孝 ベルギー便り

ベルギーで活躍するピアニスト、和泉清孝

 
 
 
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3月14日、21日 ショパン・リサイタル

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 今年2010年はショパンの生誕200年記念の年で、それを記念する演奏会が所々で催されています。最初にヴィレブルック音楽アカデミーで演奏しました。まずはこの学校について少し説明します。僕は昨年からこの学校で働いていますが、学長自身がピアノ奏者という事もあり、ここではピアノの設備が非常に整っています。コンサート・ホールにはグランド・ピアノが2台あり、もう1つグランド・ピアノが2台設置された部屋があります。この2つの部屋で普段はピアノのレッスンが行われています。今まで様々なアカデミーを見てきましたが、これ程ピアノが充実した学校は他にはありません。学校自体はとても小さい規模なので、尚更にこのピアノの充実ぶりが目を見張ります。

 僕が普段演奏する演奏会は大抵が始めての場所、もしくは2年毎なので、そこのピアノに慣れる事は難しく、直前のリハーサルのみがその機会となります。しかし、ここのホールでは、自分自身が毎週生徒を教えているので、ピアノの特徴もしっかりと把握できていました。それ故に、自宅のピアノという感じで、全て思い通りに演奏する事ができました。ここで演奏するのは今回で3回目になります。

 演奏会では全てショパンの曲、幻想曲、夜想曲、ワルツ、ポロネーズ等を演奏しました。知人や生徒など多くの聴衆に恵まれ、非常に充実した演奏会となりました。
 



 その一週間後に、ブリュッセルの楽器博物館にて演奏しました。前回と同じ演奏曲目で、全てショパンです。ここのコンサート・ホールは中央にある舞台を3方向から取り囲む形になっていて、昔の劇場を思わせます。また、この楽器博物館は旅行ガイドブックによると、「楽器専門の博物館としては世界屈指の規模を誇り、6000を超える楽器が展示されている」そうで、一見の価値がある博物館といえます。もちろんここを訪れたのは初めてで、この日は知人から食事に招待されていたので、演奏会終了後にはすぐにここを立ち去ってしまいました。ちなみに先月演奏した王立古典美術館とは目と鼻の先の所にあります。次回はこの2つの名所をゆっくりと見て廻りたいと思います。


2010年04月19日 和泉清孝
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